シャーロック・ホームズ。ご存知の通り、アーサー・コナン・ドイルが創作した、イギリスの名探偵です。私はホームズが大好きで小学生の頃、全巻読みました。特に、ホームズの考え方に魅了されたものです。
ホームズは何かの事件に出会った場合、まず頭を白い紙にします。これは、全ての予断や先入観を捨てることを意味します。
それからホームズは、自身で見聞きした情報を白い紙に書き込んでいきます。情報収集に時間がかかる場合、ホームズは趣味の音楽鑑賞や科学実験に没頭して、助手のワトソンを困惑させます。
「ホームズ、どうして事件のことを考えないんだい?」
「考える材料が足りないんだ。粘土が無くて煉瓦ができるか」
そして全ての材料が入手できたら、初めて考察に入ります。いわゆる「推理」というやつですね。過去にどんなことが起こったか、自分が犯人だったらどんな行動に出るか、未来はどうなるか、等々。
そしてホームズは犯人を先回りして、事件を解決します。
私もホームズの真似をして、頭を白い紙にしましょう。実際にやってみると、これがなかなか難しい。結論ありきの会議やアンケートなど、あなたも経験がありませんか?
とにかく、神話が実際に起こったことの象徴らしいという先入観も、全て捨てます。
それから情報収集。まずは出雲市にある中央図書館に行きました。ターゲットは、もちろん古事記。出雲神話が記述されている、国内最古の文章です。ところが古事記の原文は、全て漢字で書かれています。何が書かれてるのか、さっぱり分からん。そこで、古事記を分りやすく説明されている書物を探しました。見つけたのが、
「マンガで楽しむ出雲神話(山陰中央新報社)」
という、全5巻の漫画です。
漫画なら私でも読める。読んでみると、大変面白かったです。古事記には、こんなことが書かれてたのか。
それからもう一冊、思いがけない本と出会いました。
「水木しげるの古代出雲(角川書店)」
という漫画です。水木しげる先生とは、説明するまでも無く「墓場(ゲゲゲの)鬼太郎」の原作者。その水木先生が私と同様、荒神谷/加茂岩倉遺跡からヒントを得て古事記を解釈、先生なりの結論を導き出されてました。これはありがたい!
自分と同様の疑問を持ち、同じことを行った先駆者がいたとは、非常に心強い。以降、本書は「水木しげるの古代出雲」を参照する場合、「水木先生」と呼称します。
このように私は、漫画ばかり読み漁って、出雲中央図書館を後にしました。
お次は資料館。出雲大社から徒歩5分のところに、「島根県立古代出雲博物館」があります。荒神谷遺跡/加茂岩倉遺跡から出土した、全ての銅剣/銅矛/銅鐸をはじめとして、土器や須恵器/勾玉など、すごい数の出土品が展示されてました。
圧巻は、平安時代の出雲大社の復元模型。当時48mあったとされる、1/10サイズの模型です。
とても1日では回りきれない情報量。私は、親切な解説員の話を伺いながら、たくさんの写真を撮りました(フラッシュさえ焚かなければ、写真撮影OK)。
ちなみに、出雲中央図書館で読んだ「マンガで楽しむ出雲神話」は、ここでも読めます。
最後に博物館のガイドブックを購入。以降、本博物館を参照する場合、「ガイドブック」と称します。
気がついたら、あっという間に閉館時間を迎えてました。
それから日本の歴史。中学生程度の知識は欲しいところ。ここは2001年に市販された、
「新しい歴史教科書(扶桑社)」
を参照します。何でも当時、日本の「自虐的歴史観」を何とかしようと、有識者たちが集まって市販されたものらしい。
当時私は、中学生の頃に習った日本史の知識も薄れかけてたので、初版本を購入しました。以降「歴史教科書」と書かれてた場合、この教科書を参照していると思ってください。
後はネット。IT技術者である私は、ググる(ネットで検索する)のは得意。足りない情報は、ネットで補います。以降、
「ネットで検索すると」
とか、
「調べてみると」
と書かれてた場合、ウィキペディアを参照していると思ってください。
「なんだ、wikiか」
と侮ることなかれ。実際ウィキペディアからは、思わぬ情報を手にすることができました。もちろん私が参照したwikiのページは、全てソース(根拠)を検証しています。
また、ウィキペディア以外のサイトを見た場合、その都度、注釈を入れます。
それでは始めましょう。